狼と香辛料 Ⅶ Side Colors
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狼と香辛料〈7〉Side Colors (電撃文庫)
著者:支倉 凍砂 |
いつもと趣向を変えての短編集。なぜこのタイミングで、と思わないでもないけど。
ロレンスと出会う前のホロの旅「少年と少女の白い花」。
ホロはホロでした。
ロレンスの代わりにもてあそばれたのはクラス。年齢差もあってかいつもよりお姉さんなホロ。ロレンスの子供の頃はこんな感じだったのだろうか、と思いながら読んでました。
アニエスとはお似合い。でも両手に花も目指してがんばってほしいな。
このお話の続きは素直に読みたい。
ホロとロレンス、二人でお買い物「林檎の赤、空の青」。
何気ない二人の旅の間の一幕。
なんだろうけど、まあ楽しい。
ずーっとこの調子でいちゃつきながら旅してて欲しい。
最後のホロは反則。どんな商人も勝てないよ。
倒れてしまったホロを看病するロレンスをホロ視点で「狼と琥珀色の憂鬱」。
いつもロレンスを掌で転がしているホロがこんなにもロレンスを想っていたなんて。
それがわかっただけで大満足です。
天敵・ノーラとも少しわかり合えて。ひとり鈍感なロレンスがやはりかわいかったのでした。
たまにはこんな短編集もいいな。二人のイチャツキも見れたし。
ロレンスはやはりホロには敵わないんだなぁ。
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